凡夫主義の内実

自己嫌悪に陥らないためのマントラ

  • 助けを得られるかもしれない。私という存在もまたアクターネットワークである。凡夫だし
  • ユーモア
  • 一回一回の進歩は少しでいい。現実的な目標を。凡夫なので
  • どれだけ微小でも進歩した分に着目する。そもそも凡夫なんだから。結果がどうあれ、ある程度の期間、問いを立て続け、一定の方向性を持ったプロジェクトを進めるのは学びの多いことだろう
  • とはいえ、研究で学べることは私が学ばなくてはいけないことの一部に過ぎない
  • 程度の問題というものもある。やりすぎもよくない。凡夫だし
  • ほかの人に任せちゃえ★ 凡夫主義


いまこれを書いたことで、はからずも凡夫主義の具体的な方向性が見えてきた。凡夫主義については過去記事を参照されたい。
  • 他者の助力を求める
  • 進捗を正確に把握する
  • 実現できそうな限度を見定める
  • 他者との協働を念頭に置いて自らの持ち場を定める
凡夫主義は、このように書き表すことのできる形式知としての側面と、これらをベースに状況状況のなかで表現される身体知としての側面がある。

個人的に好ましいと思っているアティテュードは凡夫主義に限らない。他の造語、たとえば汎学習主義とか汎リサーチ論といったものも考えているのだが、こういった概念と凡夫主義の関係については稿を改めたい

とにかく、この先の人生長いし、研究の文脈に限らず今後何ごとかに取り組むときの私なりの方法論(仮説)のようなものを生成させておきたいという気持ちが強い。修論なるものをそのような契機として使えれば一番よい