アムラバト8強おめ

タイトルは全然関係ない。「〇〇学者」になる前に十全な知的好奇心を備えた人間でいたい、とか半年前くらいまで言ってた気がするのだが、今では全くそう思わない。どういうことか。①まず「〇〇学」なるものへの認識が変わった。「〇〇学」というのは、「領域」とか「分野」みたいな二次元平面的な比喩で例えられるような静態的な存在ではなくて、複雑な現実を切り取るための身体技法のようなものなのだと遅まきながら体感した。②現実は複雑すぎるので、特定の身体技法なしに立ち向かうとめまいがする。③したがって、現実を解釈したいのであれば〇〇学は必要である。というか、繰り返しになるが、それなしにやっていくのはむずかしい。むずかしいから仕方なく〇〇学というものができた。そんな程度だろう。裏を返せば特定の学問に寄りかからずに仕事ができる人(柳田國男とかをイメージしている)はどんだけ才気にみちみちてるんだという話である。ていうかモロッコ強いわ。ベルギー戦も勝つんじゃないかと密かに思ってたら本当にそうなってたまげた。スペインには50%くらいの確率で勝つと思ってた。まだまだアムラバトがみられて嬉しいですね。