組み直した

一ヶ月ほど続けていたブルーノ・ラトゥールの『社会的なものを組み直す』の読書会が無事に終わった。ここのところ毎週末、空と山のよく見える文学研究科の部屋で風変わりな本を読み、あることないこと言いあっていたのだ。

後半のほうになるにつれて形而上学的色彩が強くなり、私は半ば流し読みになってしまった。ただ前半(第Ⅰ部)はかなり面白かった。乱暴にまとめてしまえば、データ(ラトゥールの言を借りれば、アクターとエージェンシー)をして語らしめよ、ということと、その彼なりの方法論を述べている。その理論はかなりラディカルなものだが、言っていることじたいは至極まっとうであると感じた。

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ここ数日、この曲のサビが脳内で無限に鳴り続けている。久々に聴いてみると普通にいい曲だ。