『グレート・ギャツビー』を村上春樹訳で読んだ。
自己抑制が効きすぎておかしくなってしまったギャツビーと、凡庸そうにみえながらも徐々にギャツビーの心の襞を感じ取っていくニック・キャラウェイ。
途中からこれはいい話だ…と感心するモードになり、最後の一文までたどり着いてその意はさらに強まった。