ゾウ使いのように

日本にいる限りGWは鬼門という気がする。毎年この時期に調子を落としている。

来年は早めに旅行か何かの予定入れておこう。休暇はやはり遊ぶに限る。心置きなく遊べる程度には仕事も進めておきたい。そのためにはある程度の計画が必要になるだろう。

仕事の計画って大事だなあ。もちろん、遊ぶ時間を確保するという効用もあるんだろうけど、それ以外の文脈でも役に立ちそう。

たとえば、時間のかかるプロジェクトでは、「いまここ」の作業に集中する感覚と、長期間目的意識をもちつづけること(いまやっていることがプロジェクト全体の文脈に照らして有効だという感覚を得ること)の両方が大事だと思うのだが、それを両立することは難しい。

しかし、計画を立てて、その計画に沿って日々の作業をマネジメントしていくことでそのジレンマは解決するのかもしれない。

このように考えると計画を立てることに対して前向きになれそう。

じゃあ計画ってなんぞやという話だが。ひとくちに計画といってもいろいろの作業を内包してる気がする。ただ本質的には、納期に間に合わせる、ということですかねえ。適当なタイミングで着地させるというか。

とりあえず手を動かすことに尽きる気もする。テキストを書くこと、書けるところから書くこと、書いていて楽しいところから書くこと。それに加えて、直接テキストにはならないが、その進行のために必要な作業用メモ(懸念点など)を書き出すこと。手を動かすことできっと、前に進むための自然なモーメントのようなものが生まれてくる。

ただ、納期を念頭に置くと、モーメントを野放しにしているわけにはいかない。モーメントを適当に導くことも必要になってくる。ゾウ使いのように。ちなみに私はアンコール・ワット観光中にゾウの背に乗ったことがある。少し怖かったが、ゾウ好きなので楽しかった。